昨夜の忘年会で飲みすぎて、
すっかり二日酔いの大晦日になッちまった。
午前10時過ぎに起きて、すぐ頭痛薬を飲んで、
ようやく午後2時過ぎ、何とか痛みが弱くなった。
体がシャンとして外を眺めればまた雪。
しかもかなり強い雪華。
ふと年明けからの食材がないのに気づき、
慌ててヤマノカミと車で買物に行く。
で、その買物帰り、
危なく人身事故を起こすところであった。
一方通行の細い道を走って、
それが行き止まるT路地を左折した瞬間、
右から直進してきた自転車の若い女性が、
オノレの車に突進、横転しちまったのである。
折りしも雪の降りがひどいときであったから、
オノレは慎重に運転はしとったのであるが、
より慎重にシッカリ周りを確認し、運転せなアカンかった。
ひどい雪の中、たぶん女性も家路を急いで、
しかも傘をさしつつ自転車をコイどったから、
左の道から車が出てくるとは思わなかったのかもしれん。
幸いにも、強い雪の中、狭い曲がり角で、
オノレは歩行より遅いくらいのノロノロ運転で、
左折のハンドルをゆっくり切った。
いや、それでオノレも女性もスクワレタたのかもしれん。
車に当たったのは自転車の先ッポだけということもあり、
横転したが、女性の体は無傷であった。
当たった瞬間「ヤバイ」思い、車を降りて必死に謝り、
体の具合をたずねるオノレとヤマノカミに、彼女は、
「大丈夫です。自転車がぶつかっただけなので、
体は何ともありません」と答えてくれたが、顔は真っ青。
もちろんオノレとヤマノカミはもっと真ッ青。
もしわずかの怪我でも彼女に負わせとったら、
オマワリサンも来るハメになったであろうし、
ドエライ一年の締めくくりになっていたことであろう。
今さらながら車はコワイ!!
元気に再び自転車にまたがり去って行く女性を見送りながら、
ホット胸をなでおろし、両手を合わせたオノレであった…。
アラアラ、お嬢さん。この雪ん中、傘をかざし、
また片手運転で自転車コグナちゅうの!