岩波ホールで、映画「父と暮らせば」を観賞。
(原作)井上ひさし(脚本)黒木和雄・池田眞也
(監督)黒木和雄(主演)宮沢りえ・原田芳雄
ずいぶん前になるが、「こまつ座」でこの芝居の初演を観た。
このとき、梅沢昌代・すまけいの親子役でオノレは泣いた。
それからずいぶんたった去年、この戯曲を読んでまた泣いた。
そして今日、映画になった被爆者親子の世界にまた泣いた。
優れた作品てえのは、活字であれ、生の舞台であれ、
映像であれ、心打たれて感動するもんだナ。
この六月、こまつ座が「父と暮らせば」の再演をするという。
オノレの友人の辻親八も、その一月後の七月末、
下北沢・OFFOFFシアターでこの芝居に挑戦するらしい。
で、オノレはそのすぐ後の8月、OFFOFFシアターで、
やはり被爆者の話である「象」を公演するので、
ゆっくりアチコチ人の舞台を観とるわけにもいかんのだが…。
「父と暮らせば」、この二つの公演だけは、
何とかヤリクリして必見せにゃと思っとる。
それはですねネ…、この芝居の父親役に、
いずれオノレも「挑戦したい」、役者としてのヤボウが、
チト芽生えつつあるからなのでアリマス。
ま、たとえ実現したとしても、
まだまだ先の話になるとは思いますがね…ハイ。