昨日は久しぶりにWヘッダーでの観劇。
二本とも新作の創作劇であったが、
オノレの心をいい意味でかき乱してはくれんかった。
とくに夜の舞台は、地獄の責苦をうけた気分になったぜ。
都内・某小劇場、定員60人ほどのスペースにぎっしり満員。
冷房がまるで効かず、サウナに閉じ込められて観劇しているような状態でさ…、
およそ一時間35分の上演時間がナゲ〜のナンのッて!
ホンマ、年寄りの目立つ客席で死者が出なかったのは不幸中の幸いだろう。
で、とにかくその舞台のあまりにでたらめな脚本・演出にビックラ!!
およそチケット代を頂戴し客に見せるレベルの芝居ではない。
終演後、オノレはかなりの二重三重苦に心身ともに疲れ果て、
脱兎のごとく小劇場とオサラバし、
息絶え絶えに帰路の電車に乗ったのである。
それにしてもあの蒸し暑さの中で、
汗みどろに最後まで演技し続けた出演者の皆さん。
その成果を考えると、疲労感ばかりが後に残る、
過酷な舞台ではなかったか…と、つい要らぬ同情をしてしまう。
我々お客共々、ホンマにお疲れさんでござんした。