オノレ日記帳

2006年11月の記録



  二日酔い気味の…
Date: 2006-11-29 (水)

 昨夜は、来年四月から五月の独歩プロデュース公演、
『受付』に出演していただく役者、
劇団民藝の稲垣隆史さんと、劇団世代の大館克子さん、
このお二人と初顔合わせの親睦会。
ヤマノカミも入れて四人だけの飲み席であったが、
大いに盛り上がりすぎて、したたか酔った。
それでも翌日の今日、
午前と午後にナレーションの仕事をしたのであるが、
チト二日酔い気味のスタジオ入り。
でも仕事はチャントとしたつもりなのではあります!
 来年の公演は、この『受付』と、
『虫たちの日』という芝居の二本立て。
(どちらも別役実・作)
その『虫たちの日』でオノレと共演してくださる女優、
青年座の今井和子さんとは、
12月半ばを過ぎてからお会いし、親睦を深める。
 そして年が明けて二月の下旬から、
まず『受付』の稽古に入り、
新たな「創造」とのタタカイがはじまる!


  「笑わば笑え!」
Date: 2006-11-22 (水)

 今から来年のことを書いては「鬼」に笑われるかもしれんが、
「笑わば笑え!」。
芝居の世界では一年先…否、
モノによっては二年、三年先の準備をすでに始めとる。
さよう、実は独歩も再来年までの上演作品と、
公演日程、劇場までは決めてあるのだ。
で、来年の独歩公演は、
4月27から5月7日にかけてのゴールデンウイーク。
五十分前後の芝居を二本立てで上演するが、
またまたまた…別役実で、すっかりハマッタ。
(別役作品の上演は、来年でとりあえず終わり)
 上演作品は、「受付」と「虫たちの日」という、
どちらも男と女の二人芝居。
今年の「はるなつあきふゆ」は十六人の出演者で、
ニギヤカこのうえない稽古であった。
来年はうって変わり、ヒッソリ・ジックリ、稽古スルノダ。
 今日はその台本印刷を依頼するため、
とにかく「お安い」印刷やまで足を運ぶ。
 来年の出演者四人は、オノレをふくめ既に決まっとる。
しかしスタッフの決定はこれから。
さらに稽古場の確保、稽古日程の調整etc…と、
せにゃならんことが次から次で…ホンマにウレシイ!
 ところで来年の小屋は、《シアター風姿花伝》という、
なかなかユニークで味のある小劇場。
今年に劣らぬ、オモロイ舞台になる「予定」ではおります。
そして再来年は…決まっているけど、
「セッカチ!」とヤマノカミに叱られるから、まだヒミツ。
 皆々様、来年の舞台も、「ドウカ、ヨロシク!!」。


  「はるなつあきふゆ」の録画編集
Date: 2006-11-20 (月)

 どうやら風邪の苦しみから脱却。
この十日間、休むことの出来ない声優の仕事を除けば、
オノレはおよそ何にも出来んかった。
足を運びたい芝居も、演奏会にも行くことかなわず、
鼻水と咳と汗と闘う、まことに不細工で辛い日が続いた。
体調回復した本日からは、思い新たな「創造」に向かって、
ポチポチ歩きはじめにゃならんわい…。
 今日は午前中から友人のスタジオにカンヅメ。
録画収録した11月公演、
「はるなつあきふゆ」の編集作業に立合う。
で、夕方までにこの作業が終われば、
最近知り合った女優さんの出演している舞台を観にいく。
 それにしても我が精魂尽き果てた「はるなつあきふゆ」を、
カメラはどないに収録しているのであろうか?
チト、ハラハラ・ドキドキもんのオノレである。


  未だ治らん!
Date: 2006-11-19 (日)

 風邪をひいてから今日で十日になるが未だ治らん。
一番悪い状態からは脱したようだが、
鼻声が抜けず、妙に体が汗っぽい。
 本日は一日、珍しくドイツ映画の吹替えでスタジオの中。
「ドリームシップ・エピソード1/2」という作品。
いくつものSF映画やヒット作品をパロった爆笑モノ。
もちろん「スタートレック」も、しっかりパロられとる。


  案の定…
Date: 2006-11-14 (火)

 芝居が終わって四日目の日曜、
案の定というか、遂にというか、風邪をひいてしまった。
去年も「象」の公演を終わって「ホッ」とした途端、夏風邪にやられた。
まったく人間の体てえのは、これほど気力の充実いかんで、
風邪をひいたり、ひかんかったりするもんかい?
 オノレのごとき、暇だとまるで怠惰になる役者は、
三百六十五日、休みなく舞台に立っている方が、
病気にならないのかもしれんなあ…。


  放心状態…
Date: 2006-11-10 (金)

 11月公演が終わって二日目。
昨日からどっと疲れを感じて、頭の中は放心状態…。
しばらく「オノレ日記帳」を、オヤスミイタシマス。


  千秋楽!
Date: 2006-11-08 (水)

 いよいよ「はるなつあきふゆ」の千秋楽。
最終的な観客数はまだわからんが、
オノレの考えていた動員数を、
やや下回ることになるだろう。
しかしごらん頂いたお客様の評価は、お世辞抜きに高い。
それはオノレにとって、かけがえのない、
何より嬉しいプレゼントである。
オノレの今後の創造活動に大いなる勇気が湧いてくる。
 今宵、「打ち上げ」の宴では、
関係者共々、至福の酒を飲ませていただく!


  オノレはウレシイ!
Date: 2006-11-06 (月)

 「はるなつあきふゆ」の公演も、
今日を入れて残すところ三日の4ステージ。
客足も徐々に良くなり、
このぶんだと最終的に千三百人は越えそう。
舞台の評価も、これまでの独歩公演で、
もっとも高いような気がする。
 オノレはウレシイ!


  初日が終わった!
Date: 2006-11-03 (金)

 「はるなつあきふゆ」の初日が終わった。
七割ほどの客席が埋まり、ホッと一安心。
公演関係者が、アチラコチラで集めた情報によると、
評判はまことに「ヨイ」ということで、
己の役創りの出来はさておき、オノレはニンマリ。
これに驕らず、最後までよりよい舞台を目指して踏ん張ろう!


  「はるなつあきふゆ」の初日!
Date: 2006-11-02 (木)

 いよいよ独歩プロデュース公演、
「はるなつあきふゆ」の初日である。
傑作な舞台になった…と、信じたい。
観ない人は「ソン」する…と、思いたい。
 オノレの気分は高揚しとる!