オノレ日記帳

2010年6月の記録



  うたうちゃんがゲストに・・・
Date: 2010-06-29 (火)
 ブラス警部という役でオノレが声を当てとる、
「CSI科学捜査官 ーラスベガスー」。
日本語版吹替えの収録も、はや第9シーズンの終盤、
残すところ4話になってしまった。
 昨日、その第20話の収録では、理論家の大学教授役で、
森うたうちゃんがゲスト出演。
彼女の持ち味を十分に発揮し、さすがであった。
 彼女が主宰者の一人である朗読の会「伽羅」。
その伽羅・黒石公演がいよいよ迫ってきたな。
来月一日から六日間。
全10ステージ、4作品の小説を朗読公演する。
 共に舞台に立つ仲間の岡部・をはりの両氏と呼吸よろしく、
その熟した朗読表現の本領を大いに発揮、
黒石の方々の心をゆさぶり、熱い拍手をもらってくれんさい !

  《大言壮語》
Date: 2010-06-28 (月)
 『父と暮せば』の稽古は、
毎日がほんまに愉しく充実しとるわい。
オノレもみどりちゃんも、台詞がいよいよ血肉化し、
広島弁も、おおよそ大丈夫じゃ。
二人芝居というやりやすさもあるのかもしれんが、
とにかく稽古をするたび互いの息は合うてきて、
「フカイ関係」がより深くなってきよる。
 オノレもみどりちゃんも、
稽古に入る前の予習をしっかりやっとったから、
台詞を稽古しながら憶えるちゅうような、
ケイコのための稽古になっとらん。
この予習で苦しんだ二人のドリョクは、
必ず本番の舞台で実をむすぶとオノレは確信しとる。
 皆々さま、本番の舞台を是非観てやってくれんさい。
必ず期待に応える舞台をお観せできると、
オノレは「タイゲンソウゴ」いたします !!

《大言壮語》
自分の力以上の大きなことを言うこと。−広辞苑ー

  屋台のラーメン・・・
Date: 2010-06-26 (土)
 真夜中、屋台のラーメン。
かつて活躍した脇役の名優・藤原釜足に似た親爺。
すり鉢のごときドンぶりに入って出てきた豚骨ラーメン。
オノレは白濁したスープを飲む。
「うまいッ !」
 麺をすする。
「う、うまい〜ッ !!」
 チャーシュウーを頬張る。
「う、う、うまい〜ッ !!!」
 オノレはすり鉢の山盛りラーメンを完ぺきに平らげる。
オノレは満腹して人心地、腹をさすると、
釜足親爺が金歯を光らせ、意味あり気にニタッと笑った。
 ひょいと薄暗い屋台の片隅を見ると、
粗末な服装で背中を丸め、
一つのすり鉢ラーメンを、二人で食う老夫婦。
まるで人生に疲れ切ったような声音の会話が、
オノレの耳にシトシトシトと入ってきた。
「オマエハ サイコウノ オンナダヨ・・・」
「オクメンモナク・・・」
「オマエガイタカラ オレガイタ・・・」
「アンタガイナケリャ シアワセダッタ・・・」
「ラーメンクッタラ ナカヨク カエロウ・・・」
「ラーメンクッタラ サッサト オワカレ・・・」
 なぜか大昔の街燈の下、
小さく侘しい光景が墨絵のように浮かんでいる。

 久しぶりに食欲を満たされ、
シアワセかつセツナイ『夢』であった。
 ところであの老夫婦は、
オノレとヤマノカミであったような気もするなあ・・・?!

  空梅雨気味 ?
Date: 2010-06-25 (金)
 東京は空梅雨気味なんじゃろか ?
拙宅は風通しが悪いけえ、
毎年この時期、夜は蒸し暑くてよう眠れん。
じゃが今年はそれほどムシムシしとらんし、
今のところ寝苦しい夜が少なあー。
冷房に頼らんでもようよう眠れとる。
 ヤマノカミ曰く、
「あれだけ酔ってれば暑さも感じないでしょう !」
 はて、それほど酔うとるつもりはないんじゃが !?

  全50公演 !!
Date: 2010-06-24 (木)
 『父と暮せば』の七月稽古日数は全16日間。
およそ半月で決して多い稽古日数とはいえん。
で、七月からは通し稽古を必ず一日二回はしようと思う。
月後半は三回やろうかとも企んどる。
(およそ一時間二十五分前後の芝居じゃけえ、やれんことはない)
 オノレの気持ちとしては、
七月からの稽古は、毎日が本公演の初日のつもりで臨む。
ちゅうことは、実際の本公演9スージとゲネプロを合わせ、
50公演くらいするてえことになるんじゃなァーのか ?
 まこと、お客さまはおらんでも、
役者の気持ち一つで、通し稽古は本公演同様になる !

  ムボーな通し稽古 ?!
Date: 2010-06-23 (水)
 『父と暮せば』の稽古は、昨日が日数にして四日目。
で、何とムボウーにも通し稽古をしてしまった !
もちろん予定としてはするつもりはなかったんじゃが、
稽古途中で若い役者さんが見学に来よったので、
何だかこの芝居を通しで観せてあげとうなってしまった。
あげく全体的には余りエンストせずに最後まで辿りつき、
初通し稽古としては中味の濃い通し稽古になっとったんではなあか ?
 今の段階では、一つ一つのシチュエーションを深く掘り下げ、
役者がよりよい表現を発見し、
それをしっかり定着させていくのが大切なことは言うまでもない。
ムリムリ通し稽古をしとっては本末転倒じゃと心得てはおる。
ほいでも通してみてはじめてわかったこともいろいろあって、
昨日の通し稽古はチトムボーだったかもしれんが、
決してムダではなかった !

  独歩とこまつ座
Date: 2010-06-22 (火)
 すでにご存知の方も多いと思うが、
井上ひさしさんが四月に逝去され、
こまつ座が追悼公演の一つとして『父と暮せば』を上演する。
で、独歩の『父と暮せば』千秋楽の翌日、
八月十日がこまつ座の初日。
池袋の「あうるすぽっと」ちゅう劇場で十二日までの三日間じゃ。
(こまつ座の前売開始は七月三日。
こちらは独歩とちごうて、たぶんすぐ売り切れるで。
こまつ座のアピールしてもしょうがなあーが、
ごらんになりたい方はすぐ予約した方がケンメイじゃ)
 こまつ座の舞台では、辻萬長・栗田桃子が父と娘を演じ、
このコンビは二年前から、東京公演や地方公演をふくめ、
相当数の公演回数をこなしとる。
(辻は2004年から父親役をしとって、まさにネンキが入っとる)
 もちろんオノレと安藤みどりはこの八月公演が初挑戦。
ま、巨象と蟻みたあーなもんで、
独歩が百戦錬磨のこまつ座の舞台と張り合う気持ちは、
畏れ多くてあんまりなあー。(チッとはある・・・)
それでも独歩は、こまつ座の舞台とは異なる初々しさと面白さを、
我々のお客様に観ていただけるよう、
「蟻の思いも天に届く」てな気持ちで、
そう容易う巨象に踏みつぶされんよう、精一杯ガンバルデー。
 中にはどちらの舞台もごらんになる方がいるかもしれん。
そんな方に、
「独歩の『父と暮せば』は観ちゃおられんかった !」
なんぞとユメユメ言われんよう、しっかり創りあげにゃいけん。
 独歩公演の翌日から始まるこまつ座・井上ひさし追悼公演は、
オノレにとってプレッシャーというより、大いなる励みじゃ !!

  独り言・・・
Date: 2010-06-21 (月)
 『父と暮せば』、昨日の稽古はとてもツカレタ・・・。
父と娘の二人芝居。
稽古に入ってまだ三日。当たり前ではあるが、
オノレとみどりちゃんとの息は噛み合わぬところだらけ。
流れがギクシャク、互いにエンストばかりしよる。
二人共およそ出ずっぱりの舞台じゃから、
陰で息抜きする時間も余りなあー。
昨日は大きな休憩をとらず、ぶっ続けで四時間余稽古しちまった。
もうちっと、稽古の中で休憩をとらにゃいかんかな・・・。
 ほいでも本番の舞台では、一時間半ちかくを、
互いに疲れを見せず、タノシク、大らかに演じ切りたいもんじゃ !

  小道具集めの苦労・・・
Date: 2010-06-19 (土)
 芝居創りちゅうもんは、何もかもが一筋縄でいかず、
ホンマ、苦労と努力の積み重ねじゃ。
 その苦労の一つに小道具集めがある。
舞台で使う、或いは飾る小道具には、
作品の背景にある時代のリアリティーと匂いが欠かせん。
これを疎かにした舞台は、
客席から観て、まことに陳腐な風景になりかねんのじゃ。
 「父と暮せば」は、戦後間もない昭和23年のお話。
そいじゃけえ小道具を、細心の注意で探し集めとる。
ま、「藤波小道具」ちゅうような、
大手の小道具レンタル会社から借りれば、
どのような時代の小道具でもおおよそはそろうんじゃが・・・。
ほいでも独歩のような弱小事務所は、
情けないが、小道具代に余り大きな予算はかけられん。
で、公演の度、関係者の皆さんに供出してもろうたり、
リサイクルショップや古道具屋、
あちこちのガラクタ市を廻ったりしてそろえとる。
どうしても無いものは手作りじゃ。
 さて、去年12月から独歩の衣装を担当している広野洋子さん。
彼女は食器やら日常雑貨類やら何やらかんやら、
まことに時代の古い物をぎょうさん持っていらっしゃる。
これを独歩の公演に惜しみなくお貸しくださるけえ、
まことありがたくお借りし、心から感謝しとる。
とにかく彼女もとことん芝居の虫。
よりよい創造のためには惜しみなく協力してくれるが、
同時に舞台の創造レベルに対する舌鋒も鋭い !
 かように広野さんをはじめ、スタッフたちの協力あって、
「父と暮せば」は立ち稽古初日から、小道具がほぼそろっとる。
 オノレと安藤みどりちゃん、役者二人、
ええ加減な稽古をしとっちゃあ、
この小道具に恥ずかしいので、ガンバリマス !!

  メディアと国民
Date: 2010-06-18 (金)
 サッカー・ワールドカップが始まり、
メディアが連日、これに関する情報を洪水のごとく流す。
それに感化ちゅうか、影響されッちまうのか、
さほどサッカーに知識も興味もないオノレが、
明日戦うオランダに3対0で日本が勝つ夢を見てしもうた。
まことメディアのチカラは恐ろしい。
 政治の世界も、このメディアの垂れ流す情報のスタンスが、
ずいぶん内閣支持率や政党支持率に影響を及ぼしとる。
我々国民は、そんなメディアに素直にまるめ込まれてはいかんし、
メディアも国民の付和雷同を助長するような報道ばかりしとっては、
やがて国を滅ぼすことになりかねんと自覚せよ !!

  稽古場には・・・
Date: 2010-06-16 (水)
 昨日の稽古初日、そして稽古終了後の親睦会。
まことに充実し、愉しい八時間であった。
 五月から六月にかけ、美津江役の安藤みどりちゃんと、
五回の自主本読み稽古をしたおかげで、稽古初日から立ち稽古 !
当然のことじゃが、本読みではわからん、
立ってみてはじめてわかること、発見することがぎょうさんある。
芝居の稽古場には、創造の宝の山が埋まっとる !!

  稽古初日だ !!
Date: 2010-06-15 (火)
 さあ、いよいよ今日から独歩プロデュース・さよなら公演、
「父と暮せば」(作・井上ひさし)の稽古が始まる !
 今やオノレは、オノレの腹の底から、否、
爪先から頭のテッペンまで体中に創造意欲が満ちあふれておる。
沸々として湧いてきよる創造意欲をここまで感じたことが、
果たして過去のオノレにはあったんかいな ?
 独歩プロデュース公演を始めて、
常にオノレは、オノレの能力の最善を尽くしてきたつもりではある。
役者として力足らずなりにも、その時点での、
オノレの創造力の限界に挑戦してきたつもりであった。
だが今まさに感じとる、
この尽きず溢れ出てくる創造意欲の渦の中で、
日々胸かきむしり悶絶している自分を冷静に判断すれば、
「これまでの自分は、役者として大甘だったのではなあか ?」と、
神妙に自覚せざるを得んような気がする。
ずっと独歩公演を観ていただいてくれとるお客様、
ゴメンナサイ・・・。
 『父と暮せば』は、
とにかく役者の創造意欲・表現意欲を掻きたててやまぬ、
空恐ろしいほど緻密に、巧みに書かれた戯曲である。
独歩最後の「さよなら公演」千穐楽の八月九日まで、
オノレは己に悔いなき時間を生きぬかにゃいけん !!

  被爆詩人・橋爪文さん
Date: 2010-06-12 (土)
 牛込の箪笥区民ホールで、
「平和のためのコンサート」ちゅうのがあって行ってきた。
友人の役者二人が朗読で参加・出演しとったからじゃ。
 この催しの一部では、広島の被爆者である、
詩人・橋爪文さんの講演があった。
 橋爪さんは十四歳の時に被爆した自身の地獄を、
詩やエッセイにして書かれ、
また講演を通じ、国内外で、被爆者の悲惨な日々と、
人の生死の有様を詳らかに語られとるちゅう。
 オノレは橋爪さんの存在を今日初めて知ったんじゃが、
とても八十歳と思えぬ若さで、
未だ反核・平和の活動を精力的にされとるエネルギーに、
正直びっくりさせられてしまったわい !
で、およそ四十分にわたる被爆体験を中心にした話を聞き、
オノレはとても絵空事ではない、
被爆者の地獄を疑似体験させられたような気分になり、
心乱れ、目頭が熱うなってきて、チトコマッタ・・・。
 今日お聞かせいただいた橋爪さんの体験。
それはまさに、三日後から稽古に入る独歩八月公演、
「父と暮せば」の世界そのものであった !
 オノレは橋爪さんの被爆体験談を、
是非今度の舞台に参加する役者・スタッフの皆さんに聞かせたい !
そがあ思うて、早速、その段取りをとることにした。

  次から次の世代へと・・・
Date: 2010-06-11 (金)
 昨日夕刊の死亡欄。
横川嘉範さん、81歳。
前東京都原爆被害者団体協議会会長。
16歳の時、広島市で被爆したとある。
オノレは横川さんとまったく面識はない。
しかしあの原爆にやられても、
今日まで強く生き抜いてこられた方がここにもいた。
 いよいよ来週稽古に入る〈父と暮せば〉で、
被爆死した父は生き残った娘に言う。
「わしの分まで生きてちょんだいよ !」
「(被爆当日)ああようなむごい別れが、
まこと何万もあったちゅうことを覚えてもろうために、
(生き残ったおまえは)生かされとるんじゃ。」
 年々、被爆を体験し生き残った方々が亡くなってゆく。
やがて被爆体験をした方は一人もおらんようになる。
それでも我々日本人は、被爆を己の体験したごとく学び、
その地獄を、次から次の世代へと語り継がねばならん !

  市民派総理の誕生 ?
Date: 2010-06-08 (火)
 今日、管・連立内閣が誕生。
管直人は、現在オノレの住んどる小金井市選出の政治家。
婦人運動の魁、市川房江さんのスタッフからスタートし、
地盤も親の看板も閨閥もない市民派グループの出が、
遂に日本の権力のトップまで上りつめよった。
 管直人の若い頃の政治家としのスタンスや発言には、
確かに当時の政治家にない清新なものがあった。
厚生大臣になり、薬害エイズ問題で示した行動力にはチト驚いた。
あれから一目置いて、オノレは彼の政治活動に注目してきた。
 じゃが民主党になってからの管直人には、
オノレは政治家としての精彩を余り感じない。
年々権力のウマミや官僚のテ管(クダ)にとりこまれ、
かつての市民派のカラーイメージは今やモノクロに見える。
 とはいえせっかく誕生した「市民派総理」じゃ。
しばらくは大いに期待してみようかと思わんでもない・・・。
が、せめて防衛・国家公安の現大臣二人は、
バッサリ、クビを切ってほしかったんじゃがのう !

  アンダーなりの・・・
Date: 2010-06-06 (日)
 オノレとヤマノカミで立ち上げ、
演劇公演を企画・プロデュースしてきた独歩。
いよいよこの独歩に、後ろ髪ひかれる思いでオノレは終止符を打つ。
八月上旬に上演する「父と暮せば」を〈さよなら公演〉として・・・。
 オノレが〈独歩〉という冠をつけた根本精神は、
国木田独歩から拝借したイメージもチトあったが、
何より公演スポンサーを探したり、集団で制作するのではなく、
文字どおり独立独歩、オノレとヤマノカミ二人で全責任を負い、
是非上演したい作品を選び、自力で公演するちゅうことだ。
で、その都度、適材適所の役者・スタッフの方々を集め、
上演作品を多くのお客様の鑑賞に耐え得るレベルまで創造し、
精一杯の力を尽して、誠実に公演をしてきたつもりである。
 独歩は足掛け七年に渡り、
十一本の作品を上演して終わることになる。
お客様とも、出演・スタッフとして参加してくれた関係者とも、
オノレは一公演一公演、一期一会、
常に後がない覚悟でお付き合いし、何とか今日まで辿りついた。
 独歩の演劇界に刻んだ足跡は当然ながらアンダーで、
およそメディアの活字にもならぬ、
吹けば飛ぶようなホコリみたいな存在じゃった。
それでもオノレは、アンダーの矜持と誇りをもって、
さよなら公演「父と暮せば」の舞台を真摯に全うしたい !

  伽羅の朗読稽古
Date: 2010-06-05 (土)
 先月の日記にも載せたが、
岡部政明・をはり万造・森うたうという、
オノレの信頼するベテラン役者・三人の方が主宰し、
地道に中味の濃い公演をしている朗読・語りの会〈伽羅〉。
この伽羅が来月上旬、青森県黒石市で開催されるイベント、
天空村「手しごとアート展」に招かれ公演する。
オノレはスケジュール的にどうにも行けんので、
昨日、その稽古場にお邪魔し見学させてもろうてきた。
 彼らが選んだ作品は、「ラブ・レター」(作・浅田次郎)、
「セッちゃん」(作・重松清)、「神無月」(作・宮部みゆき)、
「置いてけ掘り」(作・宮部みゆき)の四作品。
昨日はその四作品の朗読全てを聞かせていただけた。
 「ラブ・レター」、「セッちゃん」は、
すでに過去の伽羅公演で上演しており、
メンバー三人の持てる力がいかんなく発揮されとる。
二作品とも四十五分前後の長さだが、
時間を感じず作品世界にのめりこみ心打たれる。
 「神無月」もなかなか面白く、すでに彼らの手の内に入っとる。
唯一「置いてけ掘り」は、
小説そのものが、オノレには余り面白いように思えんかった。
 いずれにせよ、黒石で伽羅公演に足を運ぶお客様は、
大いに期待してよろしいですぞ !

  鳩山首相辞任 !
Date: 2010-06-02 (水)
 遂に鳩山首相辞任。鳩山内閣も総辞職。
小沢民主党幹事長も辞任。
民主党・連立政権は一年もたずに崩壊しちまった !
普天間米軍基地問題で、あこれだけダッチロールし、
カネの問題でも多くの国民の不信をかい、
選挙公約もなかなか実現ままならぬ現状では、
当然といえば当然の帰結じゃったろう。
 さて、次の民主党政権の内閣はどげえなるんじゃ ?
ダッチロールしない、発言と政策に責任をもった、
「民主的」で「実行力」のある、
国民の目に「透明」な内閣が生まれてくれるんかいの ?
 それにしても、本音は参議院選挙まで、
鳩山内閣が続いてくれるほうがヨカッタであろう自民党や、
いくつかの新党にとってはガックリだろう。
鳩山・小沢の二人の辞任で、もっとも断腸の思いをしとるんは、
民主党議員より、自民党議員じゃーないんかい !? 

  六月 !
Date: 2010-06-01 (火)
 六月 !
「父と暮せば」の稽古初日まで後半月 !
今日はその「父と暮せば」の本読み自主稽古 !
オノレと娘役の安藤みどりちゃんと演出の伊藤君と三人、
ミッチリ四時間、中味の濃い本読みじゃった !
 自主稽古を重ねる度、みどりちゃんがどんどんよくなる !
今やオノレはオチオチしとれん !!