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シンジツ一路〜ウソ八百

2001年06月25日
2001.08.06のシンジツ
前回2001.4.18のシンジツ

― 衆愚の嗅覚 ―

 おれは本質的に思想的人間でもなく、

政治的人間でもない。

また深く思索して答えを出す人間でもなく、

計画的に事を為す人間でもない。

で、思索しないオノレが思索して、

オノレという人間をシサクすればだ。

おれは嗅覚的なヤツであり、非組織的なヤツである。

また単細胞なヤツであり、衝動的なヤツである。

オマエ、まるで犯罪者的資質のカタマリだな。

危ナイ危ナイ!

 何々、付け加えれば臆病、暴力恐怖症、

高所、閉所恐怖症。

さらに水ダメ、山ダメ、オンナダメ・・・

おいオマエ、けっこうシサクしてオノレを自覚しとるがな。

 さて、この無思想的なおれの嗅覚によればだ。

現在大入満員、ベストセラー状態、

山口百恵状態のごとくにフィーバーしとる

小泉内閣ちゅうのは危ナイ、恐い、ウタガワシイ。

「ヤマグチヒャクエってそれ誰や?」 

 まあ、お若いの・・・モモエと言ってちょうだいナ。

あらあら、もう彼女をご存知ない。

時の流れは水の流れの如しだのう。

さよう、オレのチンポは流れも止まりカレススキ。

 だいたい支持率80%だとか90%だとか、

どう考えても尋常な現象ではござんせんヨ、皆の衆。

おれはテレビ見ながら思わず眉に唾つけたナ。

いわんや政治の世界でだよ。

まあ、イチロー君ならわかるがね。

 そういえば昔々、尋常ではない時代、

ジンジョウ小学校ちゅうのがあった。

このジンジョウと尋常と、

いかなる関係があったんかい?

 おれがこの尋常でない支持率の裏に見るのは、

森で落城寸前になった自民党の、窮余の延命策だな。

巧みにマスコミを手玉にとってブームにし、

国民の拍手喝采を得るダマシのテクニック。

アッパレ、シタタカ、自民党!

野党よ、少しは見ならわなアカンがな。

 だいたい危なく強かで狡賢い政党ほど、

CM(ピーアール)なんてえのも巧いんだよ。

カネもギョサンあって、

いいプロデューサー抱えとるんじゃろうか?

そう、どうもおれのシサクするところ、

危ないヤツほど騙しの策や悪知恵に長けとる傾向がある。

そしておれのようなアホな衆愚の一人は

すぐそれにダマされる。

 しかし誤解なきようお断りしておきますが、

その政党が自民党であるとか公明党であるとか、

そんな偏見、おれにはカイモクござんせん。

また民主党や自由党、

共産党や社民党のCMはヒデエナと、

そんな誹謗する気もおれにはカイモクござんせんのよ。

 それにしても最近の野党のCM、

ひどくSMッポクありませんかね?

まあこれだけの小泉人気、

悲愴になるのも仕方ないか。

死中に活を求めざるを得ないもんなア・・・

絶望して暴走したり自縄自縛せんといてや!

 ところで、ナイ頭で過去の時代を検証するてえと、

世の中が混沌とし、やれインフレである、

やれデフレであるなんちゅう不況社会、

失業者の増加する暗い時代に限って、

頭目に危ないヒーローが誕生する。

ヒトラーなんぞ、その典型とチャイマッカ?

この手のヒーローは、

意思表示明確にして主張鋭く一刀両断に黒白つける。

おれたち衆愚にわからん、

世のあるべき姿の道筋をも示してくれる。

アンガトサン。

 さよう、こういうエエ恰好しいの煽動型政治家に、

我々衆愚ちゅうのは、ホンマ、古今東西弱いのよね。

悪玉はびこる不正腐敗の一掃なんて、

カヨワイオノレには出来ンモンナ。

ついそいつにバッサバッサ斬ってもらいたくなっちまう。

それでたまりにたまった鬱憤やら

ストレスやらを晴らすんだよな。

もちろんマサカこいつらが、

カヨワキオノレまでバッサバッサ斬るなんて

ユメユメ思いませんものネ。

ようわかるでえこの気持ち。ようわかるがチト危ない。

 国民の多くがかような心情になったとき、

それは暗黒時代に突入する崖ップチに、

オレタチは立っているのではないかと、

無思想なおれは危惧するのであります。

臆病な臭覚人間の杞憂なのでありましょうか?

 しかし一度(ひとたび)そげな世の中になったら、

もうおいそれ後戻りできんのとチャイマッカ? 

ホンマのハナシ。

 非情コワモテの国家権力とその支配者は、

おれのごときヘナチョコ裏街道役者は言うに及ばず、

ホンマの思想家、芸術家やらモロモロ都合悪いヤツらを、

容赦なく特別清掃車使ってゴミのごとく一掃しますぜ!

 そう、かつて日本はそういう時代を体験し、

ムボーな戦争したのとチヤイマッカ?

しかもガイコクにまでノコノコ侵略してさ。

この歴史的事実さえ改竄し隠蔽するヤカラが、

このごろゾロゾロのさばりはじめておますがな。

彼らはいったいナニを目論んで、

かように破廉恥な主張を展開するのでありましょうか? 

危ない、アブナイ・・・

少年よ、若者よ、気イつけなアカン!

 おれはオノレでも情けなくなるほど、

非政治的、非組織的人間ではあるが、

とにかく一党独裁的権力支配だけはゴメンこうむるな。

一党が国家権力の過半数を支配するような時代は怖いぜ。

それと一宗教が国教となり権力を支配するちゅうのもね。

世上がどんなに混沌、貧しくなろうと、

いろいろな考えの人間がおって、

個性が個性として生かされ、

高潔な人もスケベエな人もバランスよく在るのがエエ。

 ねえ小泉さん。

長岡藩の小林虎三郎てえ男の、

《米百俵の精神》なんちゅうのをだな、

衆愚のおれにカッテに教えてくれるのはありがたいけどさ、

そのあげく恐ろしい教育改革なんぞやらかして、

またハチ巻きに竹ヤリなんてえのはナシにしてくれよな。

このヒト、靖国参拝や憲法改正もする気のようだしネ。

 そう、我々衆愚も心して生きなアカン時代やと、

その中心的存在の一人であるおれは、

軽い脳ミソで深く深く思うしだいなのであります。

 おれの動物的臭覚とカンによればだ、

この都議選、七月の参議院選、否、おそらく衆参同日選、

おそらく自民党・・・てえより小泉内閣は圧勝だヨ。

(都議選、自民党ヤヤ圧勝)

一党で衆参過半数もあり得るとおれは思うナ。

野党よ、ケッパレヤ! 

ケッパル力もないか? 

ちっとも野党らしくねえんだから・・・

しかしこの臭覚とカンにより、

かつておれは日本中央競馬会やらドコソコやらに、

多大のカネを貸し付けたのであった!

要するにこのおれのカンは、

あまりアテにならんちゅうコッチャナ。

願わくばハズレテチョウダイ。

 ところで国会なんてえところは、

代議士先生が馴れ合って談合し、

企業や団体やナンヤカヤの利益代行者として、

カネと権利だけをやりとりしてるだけの入札の場、

手抜き工事のサイタルモノなんじゃねえのかなと、

単細胞のおれはいつも思っておるのだが。

ほんまに我ら下々の代行もしてくれとるんかいね?

 さて間近に迫った今年の選挙で、

懸命なる日本国民は、

いかなる代議士先生を談合国会へ送るのであろうか。

この無思想人間も、ほとんど期待しないで注目したい。

 おれの好きな散歩道に紫陽花が美しい。

白いのや、紅ッぽいのや、もちろん薄紫色のも・・・

ほかにも名のわからん小花が、

雨露に濡れてチョコチョコ咲いとる。

そのまわりで雑草も懸命に背伸びしておる。

花も雑草もこない個性にあふれて生きてるんやからなア。

人もそれぞれ個性的でなくてはいかんとおれは思う。

そういう意味では小泉ケッコー、田中ケッコー。

 チト毎日のように、

「コケコッコー!」と、

カチドキの声をあげすぎのキライはありますがネ。

 とにかくヒットラーやスターリン、

ムッソリーニや東条英機なんちゅうのだけは、

かような人間が権力握る暗黒社会だけは、

おれはゴメンコウムリタイノダ!


                          2001年6月下旬
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