共通の障害


サウンドが鳴らない、
サウンドが途切れる等

この症状は、お客さまが御使用されているソフトウェア、あるいは手動インストールによってインストールされたサウンド関係のドライバに起因するものと思われます。ドライバの名前は 「Intel RSX 3D」(正式名称:Realistic Sound Experience)というもので、サウンドに3Dエフェクト等を施すものです。この「Intel RSX 3D」による障害が、他社のソフトウェアでも発生しているようです。 まず、「Intel RSX 3D」ドライバがインストールされているか御確認下さい。
コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除で、ドライバの存在を確認できます。

「Intel RSX 3D」ドライバをアンインストールする事で、この障害は発生しなくなると思われますが、「Intel RSX 3D」ドライバを使用している他のソフトウェアに影響が出るかもしれません。
弊社ではお客さまのパソコンの詳細な使用環境は解りませんので、どのソフトウェアによって「Intel RSX 3D」ドライバがインストールされたかは解りかねます。
(弊社より発売しているソフトウェアでは「Intel RSX 3D」ドライバを使用しておりません。)
パソコンをプレインストール(工場出荷時の状態)に戻して目的のソフトウェアのみをインストールしても、同じ症状が起こる場合、「Intel RSX 3D」ドライバのアンインストールの方法はお使いのパソコンメーカーにお問い合わせ願います。

また、目的のソフトウェアをインストールした後、お使いになるソフトウェアを一つずつインストールして、そのつどナインワールドの動作チェックをすることで、どのソフトウェアが「Intel RSX 3D」をインストールしたか確認できます。
インストールと動作チェックを一つずつ繰り返し、サウンドが鳴らない症状が発生致しましたら、直前にインストールされたソフトウェアによって「Intel RSX 3D」ドライバがインストールされた事になります。
この場合もアンインストールの方法は「Intel RSX 3D」ドライバを使用しているソフトウェアのメーカーにお問い合わせ下さい。

一応、手動アンインストールの手順を記載致しますが、弊社で独自に調べた方法で、正規のアンインストール方法ではありませんので、申し訳ありませんが、下記のアンインストールにより何らかの障害が発生しても、弊社では一切のサポートを致しかねます。
正規のアンインストール方法は「Intel RSX 3D」を使用しているソフトウェアのメーカーにお問い合わせ頂き、その手順に従って下さい。

「Intel RSX 3D」ドライバのアンインストール方法

1.まずマイコンピュータの中のコントロールパネルをダブルクリックして開いて下さい。

2.次にアプリケーションの追加と削除をダブルクリックして開きます。

3.選択項目の中の"Intel RSX 3D"をダブルクリックして選択します。
この時メッセージダイアログが開きますので"はい"を押して下さい。「Intel RSX 3D」ドライバが削除されます。

4.最後にパソコンを再起動して下さい。

以上で、「Intel RSX 3D」ドライバのアンインストールが完了致します。再インストールはできませんので、御注意下さい。


映像関係・Windows用
クイックタイムでの障害

1. Windowsで画面が正常に表示されない場合

インタラクティブテクニカルマニュアルセレクション2、キャプテンズチェア、オムニペディアはアップル社製のQuickTimeという映像再生ソフトウエアを使用しており、これはMacintoshのみならず、Windows上で動作させる場合でも同様となります。
 これらのソフトは米国で発売されていたソフトウエアの日本語ローカライズ版ですので、QuickTimeもそれに付属していた物を使う作りになっております。
 Macintoshでは問題ないのですが、Windows版のクイックタイムはバージョン2系統と3系統以降では完全な互換性がとられていないらしく、特にQTVR関係は全く違う仕様になっているようで、たとえば、画面表示(艦内を見渡す)すること自体ができなくなってしまいます。
 ユーザー様が御使用のコンピューターによってはすでに新しいバージョンのQuickTimeがインストールされているかも知れません。この場合、バージョンが新しくても弊社ソフトウエアに付属しているQuickTimeとは互換性はありませんので、ソフトウエアインストールの際に、付属のQuickTimeもインストールして下さい。インストール先が違うためQuickTime2系統(windowsフォルダ内systemフォルダにdllファイル等として展開される。)とQuickTime3(同位置に新たなフォルダが作成されその内部にインストールされる。)以降の同一マシンへの同居は可能です。弊社製のソフトウエアはQuickTime2を選択して動作いたします。
 スターシップクリエイターに関しては付属のQuickTimeはバージョンが3になっており、こちらのソフトはバージョン3でなければ動作しません。前記のソフトと同時にご使用になられる場合にはQuickTime2と3の両方がインストールされている必要があります。この場合、スターシップクリエイターの方を後からインストールされることをおすすめいたします。
 また、一部のQuickTimeプレインストールモデルではQuickTimeの機能の一部しかインストールされておらず、スターシップクリエイターの3D表示が出ない場合があります。この場合は、お持ちのコンピューターの状態に合わせてQuickTimeをフルインストールしてください。コンピューターのマニュアルに方法が記述してあると思いますが、スターシップクリエイターのマニュアルと合わせて御覧下さい。
 以上の対処は、Windows機のみを対象とする物です。
MacintoshにおいてはQuickTimeの互換性は取られているようですので、新しいバージョンでも動作します。

 

2. Windowsで付属のクイックタイムがインストールできない場合

インストール時にQt32instが原因で、QT32INST.EXEにエラーが発生しました。Qt32nstは終了します。 問題が解決しない場合は、コンピューターを再起動してください。というエラーが出てクイックタイムのインストーラー自体が正常に機能しないことがあるようです。 現象としては、一度このエラーが出たあと、それ以降何度インストーラーを起動しても同様のエラーが出てインストール自体が不可能になってしまうと言うことです。 クイックタイムのインストーラーそのものはApple社製のインストーラーであり、弊社のインストーラーは外部からこれを起動しています。そのため、内部構造が不明であるため、弊社にてこの内容のサポートは致しかねるのですが、以下に現在までに解決できた手法を記述します。 上記の様な理由により、はっきりした原因を究明するには至っておりません。 ですが一度目のQuickTime2のインストールがなんらかの理由で失敗したあと、本来消去されるべきその痕跡が残ったままであるために起こる現象と思われます。 つまり、一番最初にインストールに失敗した時のエラーとそれ以降のエラーはメッセージが同一でもその原因となる内容は異なっていると考えられます。 対処療法と言うことになりますが、これを解決する方法として以下の操作を行ってみて下さい。 マシンを起動した直後に再度QuickTime2のインストーラを起動しますが、このインストールを始める前に動作中のアプリケーションを全て終了させて下さい。 特にコンピューターウイルスを検知、プロテクトするようなアプリケーションはソフトウエアインストールの障害になることがあります。 インストーラそのものはHDD内にもあるかも知れませんが、CDの中の「QT32inst.exe」を使用して下さい。 QT2の使用合意ダイアログで合意すると下記の様な ダイアログが表示されると思います。

<Complete Earlier Install?> 「The QuickTime install program has detected that an earlier  installation was not completed. Choose "Complete" to finish  the earilier install, "Restart" to start the install from  the beginning, or Exit to abort the install.」

ここでは[Restart]ボタンをクリックして下さい。 その後に既存インストールQTの検索シーケンスでは[Delete]ボタンをクリックして削除を行ってみて下さい。 これで、以前の中途半端な状態のファイルは消去されるはずですので、 その後、マシンを再起動してから通常のインストール操作を行って下さい。これでインストールが成功すると思います。インストールが終了したらアプリケーションプログラムを始める前に、念のためもう一度コンピューターを再起動して下さい。